「開運!なんでも鑑定団」というテレビ番組はご存知でしょうか。
1994年からテレビ東京系列で放送バラエティ番組です。
古物・骨董品の価値を知るにも楽しく知ることが出来る番組として人気も高いのです。

過去に民放連賞優秀賞や橋田壽賀子賞などを受賞したこともあるのです。

番組の詳細に関してですが、著名人や一般視聴者が持っている「お宝」を鑑定して値段をつけていくという内容です。
中には、意外なものが高額な結果が出たりその逆のこともあるのです。
鑑定結果に関する説明も見ることが出来ますから骨董の知識も養うことが出来ます。
過去に置いては、芸術作品や大きな価値のある作品が発見されたこともありました。

鑑定には専門家数人が鑑定を行います。
各鑑定家達の商品に対する見方などが違う場合があるというのもこの番組の魅力の1つでもあります。

この番組をきっかけに骨董品ブームが起きたり鑑定を依頼する人が増えたという効果も。
多くの人が古きよきものを知ることともなりました。
しかしその反対に異論を唱える人も。
番組の見所はやはり「価値がどのくらいあるのか」というところにあります。
これを「金銭に全て換算させてしまうのはいかがなものか」ですとか「パフォーマンスに骨董品を利用するのは良くない」などという人たちもいました。
しかし、鑑定品に対する思いなどを語るシーンなどもありますから金銭やパフォーマンスばかりにこだわった番組ではないという意見が大半なようです。

通常放送のほかに、特別番組なども放送された経験がある開運!なんでも鑑定団。
出張鑑定などは、海外などへ出向いたこともあるのです。

また、不定期ではありましたが素人の目利き鑑定などは「お宝」のなかから高額のものを当てたりというゲーム性高いコーナーも設けられていました。
これは、視聴者も一緒になって予想をしたりと楽しんだ方も多かったようです。

再放送などもされており、再放送でもかなりの視聴率を獲得しているという背景もありますので、かなりの人気番組といって良いでしょう。

骨董品は「古いもの」というイメージがあります。
では、この古いものの詳細について考えていきましょう。

実は、このどのくらい古いものなのかというのは、1934年にアメリカにて制定された法律「通商関税法」に定められています。
それによると「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」という定義が為されているのです。
なおこれは、WTO(世界貿易機関)でも採用されている定義なのです。
加盟国間においては、100年以上前に製造されたことさえ証明されれば関税はかからないものともされているのです。

世界に置いても骨董品には価値があるの・ないものとがあるといわれています。
これは日本だけの考えではないのです。
海外に置いては「ジャンク」「アンティーク」「ラビッシュ」「ヴィンテージ」などという言葉を用います。
先の骨董品についての定義に基づくと100年以上経ったものがアンテークと呼ばれることが多いようです。
それに至らないものをジャンクと呼びます。
双方の中で価値もなく、単純な中古品に近い状態のものをラビッシュと読んでいます。

なお、ヴィンテージについてですが今では衣服などに使われることが多いでしょう。
しかし元はワインの製造年代を意味する言葉として用いられていました。
ワインにおいては、年代を経てかつ質が良いものをこう呼ぶのです。
基本的に質が良いものに対して使う言葉ですので、粗悪なものや人気が無いと判断されたものにはヴィンテージという言葉は使いません。

骨董品の取引は、古物商を通して購入する・オークションで購入するという方法が幅広く知られています。
「骨董市」などで流通していることもありますが、相場価値としては低いものなどが大半であるとも言われています。
ですから、購入者側も価値あるものを手にしたいと考えるようであればそれなりの知識というものが必要になるわけなのです。

価値は時代や状況によって変動することがありますから、一定の価値というものを求めることは難しいでしょう。

骨董品詐欺は昔からあったと言われています。
しかし、それを「昔からのこと」と認める事は許されません。
詐欺と一言で言っても様々なものがあります。

先ずは「預かり詐欺」です。
例をあげると、デパートや展示場で絵画・工芸品などの展覧会を開くので所有している骨董品を一時的に預からせてはもらえないか?というものです。
実際に展覧会などが開かれるはずもなく、そのまま骨董品を持ち逃げされてしまうというケースがあったのです。

こうした詐欺を防止するためには「しっかりとした書類を交わして預けること」です。
商取引の証明書類となる預り証をしっかりと交わし、その開催の実態を確認してから貸し出すことが大切です。

またニセモノだと知った上で買い手に売りつけるという事もあるのです。
その際、買い手がニセモノとの認識が無い場合はもちろん犯罪行為に値します。
自ら骨董の知識を持つことで防ぐことも可能なのですが、残念ですが日本人の多くは骨董屋や古物商に真作だと言われるとそれを信じてしまいやすいという傾向があるようです。
また、ネットオークションなどに流通することもありますので安直に高額なものを購入しないということも大切になるでしょう。
万が一、詐欺的行為に遭ってしまったというのでしたら警察に被害届けを出すようにしてください。

仮に、騙す意思が無かったと言う場合ですと警察側も立憲しにくいという事もあるようですので時間がかかるという事もあるでしょう。

または、質屋などで骨董品を購入したら詐欺まがいの商品だったなどというケースも。
このような場合となると詐欺そのものが成立しにくいという背景もあります。
なぜならば、質屋を営んむ上での「質屋営業法」によると目利きなどに関する規定がないのです。
ですから、質屋側が「詐欺商品だとは思わなかった」といってしまえばそこまでとなってしまうのです。
このような場合、和解をして返金を請求するなどするのも良いかもしれません。

テレビのニュースなどでよく目にする骨董品といえば「絵画」かもしれません。
数億円の取引がなされたなどという絵画もあります。

骨董品としての価値が高い絵画というものは、やはり有名画家によるものです。
先の例を言えばゴッホのひまわりなどが有名です。
ゴッホといえば世界中の多くの人がしっている画家の1人。
彼の作品で状態も良いひまわりが出品された時は、世界中の収集家達の注目の的となりました。

他にもマルク・シャガールやパブロ・ピカソなども高値での取引がなされ価値のある作品と名高いものとなっています。
これらに関しては、一般的な古美術店の店先に売られているという事はあまりないでしょう。

絵画のスタイルですが、油絵や水彩からリトグラフまで様々なジャンルに渡って価値があるといわれています。
商品の保存状態から号数(絵の大きさ)そして画家の特徴が捉えられやすいものはその価値も高くなっていくようです。

海外の画家の作品ばかりではなく、日本画家の絵画も骨董品としての価値が高いものも沢山あります。
例えば東山魁夷。
教科書の挿絵などにも使われるくらいの日本を代表する画家の1人です。
真作はかなりの価値があり、特に特徴の1つである引きの風景画や馬をモチーフにしたものなどは人気も高いのです。

「高値取引をされた絵画」というところから見ていくと、ポールセザンヌの絵画が代表的でしょう。
「カード遊びをする人々」という作品がカタール王室によって2億5900万ドルという価格で落札されています。

また、個人ではジャクソン・ポロックの絵画が投資家により1億4000万ドルで落札されています。

有名画家という点においてはねパブロ・ピカソの作品も1億3900万ドルで落札されました。
当時のピカソの愛人であると言われていたマリーを題材に描かれた作品。
クリムトを超えた価格での取引に大きな注目を集めました。

このように、絵画に置いてはかなりの価格での取引が多く見られています。

骨董品の中で価値あるものなどに関しては「贋作」と呼ばれるものが多いとも言われています。
中には目利きに名高いといわれている鑑定士さえも判断が難しいというものもあるのです。

では、私たちが気をつけて防ぐことは出来ないのでしょうか。
答えから言うと、いくつかのポイントを踏まえて贋作購入を避けることは可能です。

先ずは鑑定書。
鑑定書があれば安心だという人も多いかと思いますがその限りではありません。
鑑定書さえも贋作であるという可能性もあるのです。
日本の正式なものであれば、鑑定番号やその内容を発行元に問い合わせをし、確認が取れたら購入をするというのが安心でしょう。
また、絵画作品などは鑑定書が真作にはついていないという事もあります。
どのような作品に鑑定書がつくものなのかという事も把握しておくとよいでしょう。

骨董品のことを知る。
それが贋作を避けるベストな方法です。
幅広く骨董を収集している方もいらっしゃるとは思いますが、まだ知識が十分ではないジャンルのものなどは安直に購入しないのが良いでしょう。
知識が無いが故に、業者や作品を信じてしまうということもあるのです。

オークションで贋作などが出品されるケースも稀にあります。
場合によって競り合っている時の「相手」がサクラであるなんていう詐欺的なことも発生しているのです。
競り合ううちに感情的になり、いつしか真偽を見極める目を失ってしまい、贋作を購入してしまったという事もあるようです。
今では気軽にオークション参加もできるようになりましたが、安心できるオークションに参加をすること・出品されている骨董品がどのようなものなのかという知識を予め認識しておくのが良いでしょう。

箱に真作であることが証明されている「箱書き」も作品含め贋作であるという事もありますから、コチラに対しても「書いてあるから本物」という判断は行わないようにしてください。

また、「ちょっと怪しいな」と思う作品に対しては手出しをしないという事も大切です。

日本の骨董品として有名で価値があるものの1つに焼き物があるでしょう。
様々な焼き物があり、それぞれ独特な絵柄や手法がとりいれられています。
世界でもその価値は認められているのです。

では、代表的ないくつかの焼き物について触れていきましょう。

先ず、最も有名と言っても過言ではないのが「伊万里焼」です。
別名有田焼とも呼ばれているこの焼き物は、佐賀県の伊万里市で誕生しました。
特徴としては色合いでしょう。
他の焼き物と比べると圧倒的な色鮮やかさとなっています。
その中でも、特に「色鍋島」と余話ばれるものが価値が高いといわれています。
更に「古伊万里」と呼ばれている最も古い伊万里焼は相場価格も高いようです。

次に「美濃焼」です。
岐阜県多治見市で生産されている焼き物で、国宝となっている茶碗の「卯花がき」はこの美濃焼なのです。
その歴史は深く、古墳時代から焼かれていたのではないかと言う説もあるのです。
この焼き物の特徴は、「瀬戸黒」「引出黒」と呼ばれる漆黒の色合い。
これは、焼き途中に窯から取り出し、磁器を覆っている硝子ぶぶんの解け具合によって冷却する事で黒色がつくのです。
こうした手法は、美濃焼のみといわれているのです。

そして「瀬戸焼」。
こちらは、愛知県瀬戸市で作られている焼き物です。
鎌倉時代から焼かれているともいわれ、その源は中国からのものだとも唱えられています。
「せともの」の語源ともなったのがこの瀬戸焼なのです。
この特徴は、釉薬を使っているという事。
特に価値としては薄い緑や青色をしている灰釉や御深井釉となっています。
この焼き方は、灰の中に含まれている酸化物によって色合いが異なってくるということもあり、どのような色になるか分からないのも特徴の1つ。
だからこそ、美しい色合いのものはその価値も大きいといわれているのです。

このように、日本古来から伝わる焼き物も骨董品としての価値が高いものが沢山あります。
これらの焼き物の中でも状態が良いものなどは特に相場価値もあり収集家たちの注目の的となっているのです。

骨董品といっても、絵画や焼き物といったものばかりではなく様々なものがあります。

例えば「ライター」です。
骨董品というイメージが無いライターではありますが、このようなものも高値で取引される商品もあるのです。
特に1929年ごろに誕生をしたと言われているジッポーなどは人気も高いのです。
銀箔をあしらったもの・彫刻がされているもの、または軍人などが使用していたものなどは比較的に高値での流通がされているのです。

また「天目」と呼ばれる食器類も骨董品として収集をする方も多いようです。
天目とは、自然の木の葉を使用した食器のこと。
艶やかな漆黒が特徴的とも言われています。
自然の木の葉ですので1つ1つの風合いや仕上がりが異なり、美しいものは価値も高いといわれています。
元来は中国からやってきたといわれている天目。
日本に広まったのは鎌倉時代からという説もあります。

また「碁石」なども骨董品としての価値がつく場合もあるのです。
中には数百万円などという高値になることも。
本蛤碁石などは特にその価値は高いといもいわれていて鑑定書がつているものなどは更に相場価値があがっていくのです。

娯楽の商品といえば「おもちゃ」を思い浮かべる方も。
コレスターズアイテムというイメージがあるかもしれませんが、ブリキのオモチャなどに関しても数百万円の価値がつくこともあるようです。
とくに、外箱が綺麗な状態で保存されているものは収集家の人気も高いものとなっています。
また、海外製品からいえばアンティークドールやテディベアに関しては人気も高くオークションなどに置いても高額落札が見られることもあります。

古銭・銀貨・刀なども古物・骨董の価値が高くなることもありますし、有名作家や画家が友人などに送った手紙やメモ書き・日記などと言ったものも価値が生まれることも多いようです。
これらは目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
流通はしにくい商品もありますが、様々なジャンルの骨董品が存在しているのです。